給料日前などのお金が厳しい時に“急な出費”なんて事もありますよね?
そんな時はどのような対処をしますか?
対処の仕方は人それぞれあるかとは思いますが、カードローンを利用する人も中にはいる事だと思います。
徐々に“キャッシュレス化”も進みつつある日本の現状ではありますが、物の譬で、「美しい花には棘がある。」という言葉があるように、使い勝手が良い物には何かしらの棘(落とし穴)もあります。
そこで今回は「カードローンを利用する上で気を付けないといけない5つの注意点」を紹介したいと思います。
収入の範囲内の借入
カードローンだけに限らない事かもしれませんが、物事には『限度』や『上限』などの言葉があるように、範囲を守らなければなりません。
ましてや、カードローンを利用していると、自分の懐からお金が無くなっていない事から、“錯覚”を起こしてしまう人も少なくは無いのです。
「それは借り手に問題があるのでは?」
なんて感じる人もいるかもしれませんが、安易にお金を借りられる事が“仇”となって、一度錯覚に陥ると、その魔の手から抜け出せなくなってしまう事も多々あります。
なので、カードローンを利用するのであれば、自分の収入の範囲と照らし合わせながら、利用するように注意をしてみましょう。
先送りの自覚
支払いなどでカードローンを利用している人は、支払いの先送りを自覚していかなければなりません。
『自転車操業』という言葉があるように、支払いのために借り入れをして、その借り入れた返済を繰り返しながら生活をしていれば、いつまで経っても現状を維持する事だけに集中して、何も変わりません。
毎月借り入れと返済を繰り返しながら“かろうじて”生活をしているので、一歩間違えば転落人生を歩まなければならないのです。
誰しもが望んで人生を転落させたい人もいない事だとは思いますが、その現状を打破しなければ、綱渡りをしているのと変わりがありません。
なので、借りる前には、支払いの先送りをしている事をしっかりと自覚しましょう。
金利の把握
カードローンを利用する上では、必ず“金利”を把握していなければなりません。
現在、カードローンを利用している人は、どれだけ現状の金利額を把握していますか?
各カードローン会社によっては、利率の高低も異なり、当たり前ではありますが、借りた金額によっても、金利が違います。
借り入れた金額に応じた金利ではありますが、だいたい年間10%~15%あたりの利率が多いです。
この利率を聞いて多いと思いますか?それとも少ないと思いますか?
確かに、年間で10%~15%ならば、月で換算すると、“1%前後”なので少なく感じる人もいるかもしれませんが、その1%の重みを知る事が重要なのです。
1000円の1%ならば10円かもしれませんが、カードローンを利用して1000円を借りる人はいませんよね?
なので、借りてまで行わなければならない事なのかを借りる金額と利率を見比べながら判断をしてみてください。
借り癖をつけない
カードローンは、『無人ATM』や『コンビニ』などで気軽に利用が出来るために、長い間利用をしていると、借りているというよりも、自分の口座から“引き出す”という感覚になってしまう人も少なくありません。
「そんな人がいるの?」
そう思う人がいるのも否めませんが、実際に「借りるのが当たり前。」というような“借金癖”がついてしまう人もいるのです。
むしろ、1ヶ月の生活の中に借りる事が含まれている人も少なくないのです。
生活費が足りなくなった時に、借り入れを考えるのであれば、仕方のない事なのかもしれませんが、借りるのが“当然”となってしまえば、その泥沼から抜け出せなくなるので、利用する際は自分の手綱はしっかりと締めておきましょう。
ポイント(マイレージ)に騙されない
今やポイントやマイレージのような“お得”な物が貯まるようサービスがたくさんありますよね。
特に、クレジットカードなどにあり、利用をしている人も多くいる事ではありますが、それは本当に必要な物ですか?
ポイントやマイレージに目が眩んではいませんか?
「○倍デー」
「○○ポイントプレゼント」
など、消費者を誘惑する言葉で翻弄していますが、要するにこれらは“撒き餌”のようなモノなのです。
もちろん企業側もビジネスなので、消費者を騙しているわけではありませんが、ポイントやマイレージが好きな人は、『企業戦略』に乗せられているのと同じ。
ましてや、そんなポイントやマイレージなどに、自分では気付かないうちに“依存”をしている人もいるので、合わせてこちら ⇒ あなたは大丈夫?お得の勘違いを招く買い物時のポイント依存性診断も参考にしてください。
まとめ
カードローンなどは、利用の仕方によっては、自分の味方にもなってくれる要素の一つです。
しかし、一歩間違えると、カードローンが“きっかけ”で、取り返しのつかない人生を歩んでしまう人もいる事を理解しなければなりません。
なので、カードローンを利用する際は、まずは上記の5つの注意点だけは忘れないようにして、計画的に利用するように努めていきましょう。
他にも、以下の内容も参考にしてください。
・お得?それとも損?税金をクレジットカードで支払う5つの注意点