子どもの心のSOSに気付いてますか?助けを求めている10個の行動

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学校などは、子どもにとって、ただ机に向かって学ぶものだけの場所ではありません。

子どもにとって学校はいわば、“人間社会”を学ぶためのものでもあります。

大人が会社で感じといる、大変さなどが、子どもの学校生活でも同様に日常的に起こっています。

そのような経験を積み重ねていくうちに、だんだんと子どもは様々なことを学び、忍耐力精神力が養われていくのです。

近年では技術の進歩から、ネットの普及率が大幅にアップしたことにより、有効的に利用している人は問題ありませんが、それを“いじめ”の道具として利用している人も多く見受けられます。

いじめの根元から取り除くことができるのであればいいかもしれませんが、世の中の様々な事柄を良くなっているにも関わらず、「いじめ」ということに関しては、良くなるよりも、はるかに悪質になってしまっているのは、紛れもない事実です。

しかし、悪くなっているとは言っていても、現状のまま見て見ぬふりをするわけにもいきませんが、解決策も見付からないので、せめて“自分の子どもの言動だけ”にでも気付くことができれば、防げることもあると思いますので、そこで今回は「子どもの心のSOSに気付いてますか?助けを求めている10個の行動」を紹介していきたいと思います。

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子どものいじめの問題

大人から見れば、ほとんどが「些細なことだ」と、すぐに線を引くことがてきることばかりかもしれませんが、子どもにとっては、とても大きな問題なのです。

中には本当に傷ついてしまい立ち直ることができないくらいの、いじめも横行しています。

今では、小学校でも相手を精神的に苦しめるいじめだけではなく、暴行事件が起きてしまっていることも、実状としてあります。

ですが、自分がいくら“いじめにあっていても”、子どもの口からはなかなか言い出すことができないのも現状にはあります。

理由としてみれば
・「いじめられていることを認めたくない。」
・「いじめられているのは格好が悪い。」
・「親に迷惑(心配)をかけたくない。」
などが、挙げられます。

幼い子どもながらも、たくさんのこと考えて、精一杯頑張って、親に言わずに我慢してしまうことが多い傾向があります。

でも、心の奥底では本当はどこかで、「親に気付いてもらいたい」と願って、“助けて欲しい”という思いをさまざまな行動から出しているはずです。

なので、自分の子どもの行動と照らし合わせながら、以下の行動を参考にしてみてください。

学校での話をしなくなる

自分がいじめられていることを隠すことが、この学校での事柄を話さなくなることの典型的です。

仮に親に、「最近、学校は楽しい?」などと、聞かれたとしても、「うん」や「楽しい」などの、“素っ気ない返事”が返ってきてしまいます。

子ども自身の防御反応で、聞かれたくないことは、必要以上のことは話さなくなることが多いです。

本当に楽しい子は、親に、「最近、学校は楽しい?」などと、聞かれたとすれば、自らその内容まで話してくれます。

なので、あまりにも学校での話が広がらない場合は、少し変わった質問に変えてみてください。
「学校で嫌なことがあったの?」や「今嫌なことがあるなら言ってみよ?」など、より我が子を包み込むことが大切かもしれません。

目をそらす

これまで、しっかりと目を見て話をしてくれていたのに、急に親の目をあまり見ようとしなくなります。

これは自分が抱える問題を親に気付かれることを恐れている可能性があります。

簡単に言えば、悪いことをしたときに、下を向いてしまったりする人もいますよね?
まさに、子どもはそれが顕著にでてしまいます。

「何かがあったのか?」、それとも「悪いことをしたのか?」、確かに見極めることは難しいことではありますが、まずは聞いてみることが大切です。

体調不良を訴える

朝起きてからは何でもなく、朝食を食べていたのにも関わらず、家を出る頃になると、急に「お腹が痛い」や「頭が痛い」と言うことが多々あります。

酷くなってくると、昨日夜までは“元気だった”のに、朝起きると、いつも体調不良を訴える子どもも多い傾向があります。

これらが毎日続くと
・「学校で何か嫌なことがある。」
・「精神的なストレスからくる体調不良」
・「行きたくないための嘘。」
などの、可能性があります。

最後の「行きたくないための嘘」ならば、親の気持ちとしては文句のひとつも出てくることだとは思いますが、残りの2つの場合は怒るわけにはいきません。

ですが、それを見極めることは「目をそらす」と同様に難しいことだと思いますので、まずは怒るのではなく、優しく話しかけることから始めてみてください。

日曜日の夜に“よく”体調を崩す

これは上記の「体調不良を訴えてくる」に似ている部分もありますが、特に、日曜日の夜になると体調を崩す子どももいます。

次の日が学校に行かなければならない月曜日だと感覚的に身体が反応して、それが拒絶拒否反応をすることによって体調を崩してしまうということです。

これと同様に、日曜の夜になると、なかなか寝つきが悪くなってしまうこともありますので、雰囲気がいつもと異なる場合は注意が必要になります。

性格の変化

・「ちょっとしたことですぐ腹を立つ。」
・「大声で怒鳴る。」
・「物に八つ当たりする。」
・「いつもイライラしている。」

など、“怒り”という性格が変化してきてしまいます。

それは、自分が心の中で消化し切れない怒りの感情をためているのかもしれません。

成長の過程で、人間は「自我」を形成していく中で、自らの殻を破るために親に反発をして自我を形成することがありますが、温かい目で見ることが必要です。

親に対して反抗的になる

親の目線からすれば
「あれ?反抗期かな?」
と、勘違いしてしまうことも多いかもしれません。

やたらと親に突っかかってきて、反抗的な態度を取ってしまうこともあります。

これは、上記の「性格の変化」と同様に自分で処理しきれないような感情をため込んでいるか、親の向いている注目を自分の方に向けさせて、自分が今抱える問題を理解してほしい、わかってほしいというSOSかもしれません。

笑顔がなくなる

いくら楽しいことがあっても、学校のことでの出来事が頭から離れず、心から楽しいことがあっても、子どもらしい無邪気な笑いがなくなってしまいます。

これは大人も同じことが言えることでしょう。
会社で大失敗してしまい落ち込んでしまうと、「何を食べても美味しくない」、「何をしてても楽しくない」など、そうなると“ため息”が出てしまうことだと思います。

不安なことがあると、心から喜べないのは仕方のないことかもしれません。

表情や性格が暗くなる

人間は特に嫌なことはがあると表情が暗くなってしまうことは必然的ではありますが、今まで明るく振舞えていた子だったのにも関わらず、表情が急に暗くなったりしたら、何かに悩んでいるのかもしれません。

家にいるときは、人の顔色を窺う必要もありませんし、素の自分でいれることから、日頃の精神的な疲れが、顕著に出て暗くなってしまう場合もありますので、子どもの表情には注意が必要です。

明るく振る舞う

これは上記の「表情や性格が暗くなる」と、反対ではありますが、人間の防御反応で急に明るく振舞うこともあります。

これは、自分が明るく振舞い話すことで自分の余計な話を聞かれたり、話さなくて済むのと、親に心配をかけないために、自分の心の内を知られないようにしていることが多いです。

なので、よく喋りだしたり、一生懸命作り笑いをしだしたら要注意が必要です。

家で大人しくしていることが多くなる

本来、子どもは活動的で大人しくしていることは、大抵の子は苦手な傾向があります。

特に、休みの日になると、朝早く起きて親に「遊びにつれて行って」と、せがむこともよくありますよね?

しかし、外に遊びに行かなくなったり、友達と遊ばなくなったり、家で大人しくしていることが多くなれば、人との関わりを避けたくなるような出来事があったのかもしれません。

外に出なくなることにより、身体にはたくさんの変化がでてしまいます。詳しくはこちら⇒引きこもると身体に何らかの異変が起きる可能性がある5つの問題点を参考にしてください。

まとめ

他にもたくさん、子どもが発しているSOSのサインはあるかもしれません。
しかし、まずはこれらの行動に思い当たることがあれば、子どもをよく観察して、忙しいとは思いますが、子どもと“話す時間”をたくさん作ってあげてください。

大人は話す場所さえあれば、話すことができるかもしれません。

ですが、それは子どもには通用いたしません。
子ども自身が話しやすく、“話せる環境”を作ってあげることが、一番大切だと言えます。

「いじめ」というのは、残念ではありますが、大人の会社の中でも起きている問題なので、そんな大人たちがやっていれば、子ども社会でもなくなるわけがありません。

冒頭でも記載しましたが、世の中の様々な事柄を良くなっているにも関わらず、「いじめ」ということに関しては、良くなるよりも、はるかに悪質になってしまっています。

いじめをなくす!」、これはみなさんが思い描いていることだと思いますが、なかなか現実的に厳しい状況にありますので、せめて自分の子どもが被害者にも、もちろん加害者にもならないようにしてあげてください。

自分の子どもに限っては・・・。

なんて感じる人も多いと思いますが、いじめの対象になる子は、クラス学年学校全体の生徒全員が対象になってしまいますので、プライドや偏見から安易に考えることなく、子どもの“心の声”には耳を傾けてあげてください。

我が子を守れることができるのは、親のみなさんだけです。

他にも、いじめを未然に防ぐためにも、以下を参考にしてみてください。

休み明けは要注意!子供のいじめを見逃さない方法

それでも、万が一に、いじめが酷くなったり、無くならない場合は、いじめを一刻も早く摘んでおかないと、とんでもないことに発展しかねないので、その場合はプロの手(いじめ)を借りることも一つの手だと思います。

悩むよりは、まずは無料相談から現状を伝えて、解決への足掛かりにしてみてください。

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