たばこを吸う人に質問なのですが、たばこをやめたい(やめよう)と思った事はありますか?
“やめたい”・“やめよう”と考えた人は、実際にその結果はどうでしたか?
・やめられた
・やめられない
この2パターンのどちらかだと思います。
やめられた人は良いかもしれませんが、やめられなかった人は、「どうしてやめられなかったのか。」を考えた事はありますか?
たばこは身体に悪い事はご存知だと思いますが、頭では理解をしていても、やめられない事は多々あります。
そこで今回は「挫折を繰り返さずに禁煙を成功させる為に必要な5つのコツと方法」を紹介したいと思います。
目標を作る
物事を行う際に、何か“目標”が無いと続ける事が出来ない(続かない)なんて人もいるのではないでしょうか?
それは禁煙も同じです。
目標がある事により、その目標に向かって一歩ずつ進めるので、禁煙を始めるのであれば、目標を作るのも必要かもしれません。
では、どんな目標を作れば良いのか?
これは個々の意識レベルにもよりますが、“ダイエット”なども同様に、続かない人の多くは、初めから“高い目標”を作っている方も少なくはありません。
いきなり高い目標を作っても現実味を帯びない事も多々あるので、まずは“低い目標”を作るようにしましょう。
「とりあえず1週間禁煙!」
1週間ならば続きそうですよね?
1週間が長いという人は、1日、3日など工夫をしてみるのも一つの手です。
行動分析
いきなりですが、質問です。
「あなたがたばこを吸いたくなる時はどんな時ですか?」
・食時の後
・仕事の休憩中
・イライラした時
など、たばこを吸いたいシチュエーションは日常の様々な場面であるかもしれません。
そのたばこを吸いたい場面を把握しておく事で、吸いたいと思う気持ちをコントロールする事にもつながります。
例えば、たばこを吸いたくなった時は、他の“何か”代わりになる行動を考えてみましょう。
喫煙歴が長い人ほど、その生活が染みついているので、なかなか何かに置き換える事は難しいかもしれませんが、そんな事を言っていては絶対にやめられません。
なので、たばこを吸いたくなった時には、飲料水を飲んだり、ガムを食べたりと、自分に合った“何か”を見付けてみてください。
環境を変える
禁煙をするためには、今までと同じような環境にいてはやめたくてもやめられない人も少なくありません。
喫煙者と過ごす時間が長かったり、たばこを吸える付近で生活をしていれば、挫折しやすい環境が整ってしまいます。
仕事上で、たばことの関係を切れない人は難しいかもしれませんが、仕事以外の場所ではどうですか?
仕事以外であれば、自らが喫煙ブースなどに近寄らなければ、たばこが無い環境を作り出す事は出来ますよね。
なので、禁煙をしようと考えている方は、『喫煙所マップ』を逆に利用しながら、喫煙場所との距離を取る事も禁煙につながるポイントです。
また、しばらくはたばこを買える場所やお酒の席にも近付かないのも大切です。
周囲への宣言
家族や友人などに決意表明のような言葉を発する事で、自分自身の意識レベルが向上していく人もいます。
「絶対にたばこをやめる!」
なんて周囲に宣言をすれば、一度吐いた唾を飲み込むのはなかなか出来ませんよね?
“責任感”が強い人ほど、家族や友人に言うだけで、たばこをやめられる事が出来る人も中にはいます。
また、周囲に宣言をする事で自分だけでは無く、周囲からの“理解”も得る事ができ、協力してもらえる可能性も高まるのです。
『禁煙宣言書』という物もあるので、決意表明を込めて、ネットなどで調べてみてください。
宣言書があるのとないのでは、禁煙の最中に例え辛くなったとしても、それを見る事で初心に戻れるので、雲泥の差が生まれます。
禁煙開始日の設定
これは上記の「目標を作る」と「周囲への宣言」と同様に考えてみると分かりやすいかもしれませんが、禁煙開始日を設定する事で、禁煙へのモチベーションが上がります。
禁煙を開始する日を設定し、カレンダーなどに書き込み、印のようなモノを書き込んでいれば、禁煙を目で確認する事にもつながるのです。
目標も作り、周囲に宣言もすれば、たばことは無縁な環境になりますよね?
毎朝必ず見る場所などに、開始日と禁煙宣言書を“わざと”置いておく事も重要です。
これを見ている人は、少なくとも禁煙を考えている人だと思いますので、これを機に開始日を設定してみてはいかがでしょうか?
まとめ
たばこは“百害有って一利なし”ということわざがまさに当てはまるモノの一つです。
個人差(依存度合い)はありますが、禁煙を始めてすぐに、『離脱症状』が現れる人もいます。
ですが、離脱症状も1週間前後でピークは緩やかに減少してくるので、諦めないでください。
健康でいるためには、あなたの人生からたばこを排除するのも大切な要因になるので、健康を維持するために、禁煙への一歩を踏み出してみましょう。
他にも、以下の内容も参考にしてみてください。