人間社会で生活をしている以上、人との関わりは、切っても切れない事でしょう。
しかも、全ての人間が正しい判断を下す事が出来れば、いざこざや、事件、問題が発生する事はないのですが、そんな簡単な世の中ではありませんよね?
人間の考え方は“十人十色”と言って、育んだ環境や、自らの捉え方で異なってくるからです。
ですが、いくら異なるとは言っても、人間社会で生きている以上は、ないがしろに出来ない事だと思います。
ましてや、自分自身が気付かないうちに相手との関係にヒビを入れている可能性も無いとは言い切りません。
そこで今回は「自分の責任?人間関係にヒビを入れてしまう可能性がある5つの行動」を紹介していきたいと思います。
心を許せない
人間関係を高めていくためには、やはり、相手に心を許すのもひとつの手です。
確かに、「人に心が許せない」という方の中には
・「傷付きたくない。」
・「嫌われたくない。」
などの意見もあるかもしれませんが、どうしても人間関係の向上の観点からすれば、ヒビが入ってしまうかもしれません。
理由としてみれば、いくら相手に悪く思われたくないからと言って、自分の心を閉ざしてしまうと、相手も心を閉ざしてしまいます。
また、心を開かなければ、「相手に信用されていない。」と思うと、悲しくなってしまいますよね?
これらのような事柄から、自然と関係は深まるどころか疎遠になり、ヒビどころか、音信不通になる事も多々ありますので、注意してみてください。
こだわりが強い
自分の考えや、好みに対して、強いこだわりがある方は、人間関係に亀裂を入れてしまう可能性があります。
ここで言いたいのは、強いこだわりがある事が問題なのではなく、強いこだわりがある事によって、相手に合わせる事が出来ない人や、迷惑をかけてしまう人が関係を壊してしまう可能性があります。
もちろん、強いこだわりがある方は、芯があり、ブレない気持ちを持っているので、人間としては格好良く見えがちではありますが、そのぶん“衝突”する可能性も上がりますよね?
なので、強いこだわりがある方は、人と関わる時には気を付けてみてください。
口調が強い・悪い
・「相手には絶対に勝ちたい。」
・「折れる心がない。」
・「二言目には喧嘩腰」
上記などのような感情を持っている方は、自分の気持ちに反する内容があった時には、どうしても相手への当たりも強くなってしまう事だと思います。
「仲睦まじい関係を作りたい。」という感情があっても、「仲が悪い関係を作りたい。」と思っている方は少ない事でしょう。
いざこざを求めている方はいませんよね?
例え、いくら正論であったとしても、強い当たりで来られてしまえば、相手はどうしようありません。
口調が強い・悪い方の中には、言葉で相手を威圧をして、本来の“自分の弱さ”を隠しているのです。
なので、相手を威圧する前に、自分の心の奥底に眠る“自分の弱さ”に目を向けてみる事が大切かもしれませんね。
思考能力が低い
学校などでは、様々な知識は教えてくれる場所ではありますが、知恵は教えてくれません。
知恵というのは、自分自身が人と関わり経験する事や、本などを読んだりして身に付けていくモノ。
幼い頃は、多少のコミュニケーション能力さえあれば補えていた事かもしれませんが、大人になるとそういうわけにもいきません。
思考能力が低いと、相手に
「この人、薄っぺらい。」
そう感じる方もいるからです。
話の内容に「深みを出せ」と言っているのではなく、いち大人としてのあるまじき思考を持つ事が大切なのです。
人間に上も下もありませんが、いくら無いとは言っても、無意識なうちに、「こいつレベル低い。」などのように、甲乙つけてしまいがちですよね?
思考能力は自分の育んだ事柄が良くも悪くも結果として表れますので、人間関係に亀裂を入れたくない方は、日々の努力が大切です。
発言と行動
これは、上記の「口調が強い・悪い」と似ている部分もありますが、言葉の中には、無意識のうちに人の“心を抉る”内容もあります。
それに伴って、言葉に対して、行動が伴っていない方は、その後の人間関係にも不信感を覚えてしまう事も多々ありますよね?
物事に対して、口だけの方とは関係を持ちたくないと感じるのが一般的です。
ましてや、一度、口に出して相手に伝えてしまえば、なかった事にするのは出来ません。
確かに、有言実行をする事は口で言うより難しい事なのはわかりますが、だとすれば、言わなければ良いのです。
なので、発言と行動には、十分に気を付けていきましょう。
まとめ
人間関係はとてもシビアに出来ており、意外と脆いモノでもあります。
一人で暮らす事が出来れば、特に気にかける必要はないかもしれませんが、現実的に考えても、人間社会にいる以上、それは出来ませんよね?
なので、節度を守り、関係を豊かにするためにも、他の内容もあるかもしれませんが、最低でも上記の5つの内容だけは気を付けるように努めていきましょう。
他にも、以下の内容を参考にして頂いて、人間関係を向上させてみてください。
・人間関係の向上のために話す力を上げるためにできる5つの方法