いじめの問題について、どんな事を考えた事がありますか?
人間はいつも自分に降りかかる事柄以外は、なかなか真剣に考えられない事も多々あります。
それはいじめが起こっている現場でも同じです。
いじめを受けている人以外の方は、見て見ぬフリをしてみたり、他人行儀の面もありますよね?
しかし、実際は仕方のない事なのです。
簡単な理由としてみれば、そこに首を突っ込む事で、自分がその標的になる事を恐れているからです。
ですが、いつもいじめに関する内容は、被害者の方に目が行きがちですが、実際はいじめる側の人間がいなくなれば、当たり前ではありますが、いじめは無くなります。
そこで今回は、いじめを無くすために、いじめる側の心理に着目して「子供も大人も!職場や学校でいじめが無くならない5つの本当の理由」を紹介したいと思います。
自己防衛
いじめを起こすきっかけの中に『自己防衛』が働く事によって、いじめを引き起こしている方もいます。
このような行動を取るのは“学生”が多く、思春期などの心が不安定な状態の時に本能的に起こる事があり、不安という名の葛藤やフラストレーションを解放し、自分の心の状態を平常に保つために、いじめを起こしてしまうのです。
防衛本能の中には、自分がいじめの標的にならないために、あえていじめの首謀者になり、自分から目を背けさせる人もいるのです。
これは、周囲のいじめを斡旋している人も同じ状態で、いかに自分に矛先が向かないように、いじめに参加してしまう傾向があります。
その中には、当たり前のように「いじめは良くない。」と、わかっている方もいますが、人間は自分が一番可愛いので、「自分に矛先が向かなければ良い。」という思考に変換されてしまうのです。
世間の目
世の中には、世間の注目を浴びたかったり、誰かに構ってほしい人もたくさんいます。
その感情をいじめを起こす事で、自分の欲求を満たしている人もいるのです。
歪んだ思考の現れなのかもしれませんが、いじめの首謀者になる事によって、どこが自分が周囲の“中心”にいると錯覚を起こしている人も少なくはないのです。
「学業やスポーツなどの違う事で注目を浴びればいいのに・・・。」
なんて思う事もありますが、そうは言っても、現状として、このような事が起きているのが事実です。
いじめをする事によって、自分の存在に“価値”を見出だしてしまう人も残念ながらいるのです。
承認欲求
人間は、誰しもが“誰かに認められたい”という承認欲求を心のどこかでは持っています。
「誰かに自分を認めてもらいたい。」
「自分の価値を認めたい。」
などと感じる事があり、他人の評価を気にしすぎるあまりに、行き過ぎた思考になりすぎてしまうと、“いじめ”や“ハラスメント”などの問題を引き起こしてしまう人もいるのです。
人並みに認められたいという気持ちを否定するつもりはありませんが、上記の「世間の目」にも記載しましたが、少しでも道を逸れてしまえば、歪んだ思考に一歩ずつ突き進んでしまう事もあるのです。
学校や会社で認められるには、優れた能力があれば認められる事はありますが、特化した能力が無い人は、「周囲においていかれる。」ように感じる方もいますが、だからと言って、いじめをして良い事にはなりません。
閉鎖空間
閉鎖空間とは、外部と物理的・心理的に隔たった空間を指しているのですが、これは職場や学校、家庭環境などもこれに該当します。
逃げる事はおろか、程よい具合の対人距離を調整できないものが影響して、いじめに発展しているケースも少なくありません。
集団生活や対人関係を学ぶ場としては良い面もあり、物事(仕事や行事等)を遂行していくのに結束力やパフォーマンスレベルの向上に繋がるのですが、メリットとデメリットは表裏一体で、近すぎるから故に、“逃げ場のない空間が仇”となってしまう事も多々あるのです。
近年では、部活内でのいじめ問題ニュースを耳にする機会も多くなってきましたよね?
一見、自由な部活動な気もしますが、一種の閉鎖空間のひとつなり、先生の目が行き届かない場所でいじめが横行しているのです。
※日本の教育方針
こんな言葉を耳にした事や言われた事はありませんか?
「みんなで仲良く(遊び)しましょう!」
ニュアンスは様々ありますが、このような言葉を多くの学生が経験した事があると思います。
これは上記の閉鎖空間と類似している部分がありますが、自分と馬が合う合わない人たちがいるのが当たり前なのにも関わらず、行動範囲が制限され、半ば強引に皆と仲良くさせようとする教育方針にも問題があるのです。
なかなか大人でも自分と合わない人や好ましくない人と関係を築いていくのは難しいのに、人生経験が不足している子供には到底できません。
SNS社会になって、いじめの質も昭和・平成とは違いはありますが、少なくとも無理矢理関わらせて、些細な悪口や揶揄い(からかい)などは少なくなる可能性はあると思います。
まとめ
いじめに関する内容になると、「いじめられる側にも原因が・・・。」
などと言う人もいますが、それは間違いです。
どんな事があっても、いじめをする側の人間が悪いのです。
仮に、どんな事柄に対しても原因があれば、相手に危害を加えても良い事にはなりませんよね?
自分の気に入らない事が起きたからといっても、相手を傷つけて良い事にはなりませんよね?
現代のいじめ問題は、自ら命を落としてしまう人が後を絶ちません。
『教育現場』や『教育委員会』の対応方針への不信感は拭えませんが、世の中を生きていれば、自分の考えと反する事が起きるのは日常茶飯事です。
なので、いじめを無くす事が出来る明確な対処法があるかはわかりませんが、一人一人が“いじめ問題”から目を背けず、向き合っていく事が大切になってきます。
他にも、以下の内容も参考にしてください。
・子どもの心のSOSに気付いてますか?助けを求めている10個の行動

