雨季に備える!梅雨のジメジメ時期に大切な3つの備えと対策方法

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雨期や乾期なんて言葉があるように、日本にも四季があります。

その中でも、日本の梅雨は5月末から7月の初めから中旬にかけて、天気の悪い雨の日が多い時期もあります。

この時期になると
梅雨はいつから?

梅雨入りの時期は?

なんて例年いつになるかはわからない梅雨ではありますが、入りや明けも必要でも、非常に激しい雨が降って自然災害に見舞われてしまう可能性もありますので、今回は「雨季に備える!梅雨のジメジメ時期に大切な3つの備えと対策方法」を紹介していきたいと思います。

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梅雨のメカニズム

そもそも、日本付近には4つの“気団”と呼ばれているものがあります。

中国大陸方面の北に『揚子江気団』、南に『熱帯モンスーン気団』、日本列島・朝鮮半島方面の北に『オホーツク海気団』、南に『小笠原気団』の4つがあるのですが、各気団の温度・湿度の差によって、停滞前線が形成され、これらの北から南の気団が衝突する事から“梅雨前線”が生まれます。

暖かい空気と冷たい空気がぶつかる境目の大気は、とても不安定になって上昇気流が発生する事によって、積乱雲が大雨をもたらしてしまうのです。

梅雨前線は、徐々に北上していくのですが、北海道に到達する前に勢力が徐々に衰えてしまう事から、「北海道には梅雨が来ない。」などと言われています。

ですが、北海道にも梅雨前線とは異なる『蝦夷梅雨(えぞつゆ)』と呼ばれるものもあるので、気になる方は詳しく調べてみてください。

梅雨への備え

梅雨になると、1時間に数十mmの雨が降る事も多々あり、短時間に豪雨に見舞われるため、大雨により災害が発生してしまう可能性も高まります。

雨が地中に溜まると『土砂災害』。
雨が低地などに溜まると『浸水害』。
雨が川に集まると『洪水』。

のようなリスクが高まり、被害が広がってしまうのです。

特に、土砂災害は大雨だけに限らず、地震なども影響する事もあり、土砂が一気に下方に押し流される“土石流”や、緩やかな斜面が下方に移動する“地すべり(地割れ)”、雨水などの浸透が影響して突然崩れる“がけ崩れ”などには注意をしなければなりません。

対策方法

あくまでも自然災害なので、災害が起こらないようにするのは難しく、現代の科学技術では、いつ・どの程度の規模で災害が発生するかまではわかりません。

しかし、いくらわからなかったとしても、自分の身に振り掛かる事なので、何かしらの対策をしなければなりません。

中でも簡単にできるものとして
・河川や用水路には近づかない。
・地下施設から地上を目指す。
・崖地や山間部からの避難。

などだけは頭の片隅には置いておくようにしてください。

実際に何も起きていない時には、これらを聞いたとしても「当たり前の事。」なんて思いガチではあるのですが、いざ災害が起きても危機感がなければ、最悪の事態を招いてしまう事も無いとは言い切れないので、油断は大敵です。

また、大雨や地震のような災害時には“停電”が起こる可能性も多々あります。

そんな時のために、スマートフォンのバッテリーなどの充電に役立つポータブル電源などを備えておくようにしましょう。
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まとめ

上記にも記載しましたが、大雨も地震も自然災害なので、私たちにはどうする事もできません。

ですが、いくらどうする事もできないからと言っても、周囲の異変(異変現象)にいち早く気付き、自らの命を守る行動は取れますよね。

災害が発生してから避難所に行くのは危険も伴うので、災害が酷くなる前に避難所に行くというような簡単な事で危険から避けられる確率も上がります。

なので、多少は面倒な事でも、日頃から“ハザードマップ”などを用いながら事前に物事を確認しておくようにしてください。

他にも、以下の内容も参考にしてみてください。

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