あなたは大丈夫?微笑みうつ病になりやすい人の原因と特徴&診断テスト

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いきなりですが、“微笑みうつ病(笑顔うつ病)”というものをご存知ですか?

まだ認知度合いは低いかもしれませんが、自分でもその症状に気付く事ができにくく、気分が落ち込んだり、辛い事柄がありながらも、職場や学校、家族・友人の前では笑顔で接する事ができてしまうのを、近年では、『smiling depression(笑顔のうつ病、または微笑みのうつ病)』と呼んでいます。

これは、まだ正式な医学用語ではありませんが、微笑みうつ病の症状が多く報告されているのも事実です。

どれだけ辛かったとしても、明るく笑顔でいようと周囲に迷惑を掛けないように努めてしまうので、通常のうつ病よりも深刻な状態に陥ってしまう恐れがあります。

そこで今回は「あなたは大丈夫?微笑みうつ病になりやすい人の原因と特徴&診断テスト」を紹介していきたいと思います。

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微笑みうつ病の原因

そもそも、微笑みうつ病とは、簡単に言うと、生きる為に必要なエネルギーが枯れ果ててしまう前兆の状態で、うつ病そのものと類似している部分もありますが、“ストレス”“環境要因”“脳活動の低下”などの様々な原因が重なって発症すると考えられています。

特に、環境要因は誰しもが起こりうる事で

・家庭の問題
・お金の問題
・学校や職場の問題

など、理由は十人十色で、いつ・どんな事が原因でうつ病を発症してしまうのかはわかりません。

しかし、うつ病の発症する手前の状態である微笑みうつ病も、すでに内面では軽いうつ状態を発病しているケースもありながらも、自覚症状がないために、日常生活をいつも通りに無理をしながら装ってしまう場合も少なくないのです。

微笑みうつ病になりやすい人の特徴

どんな事柄でも、関連しているものがあるとは思いますが、それは微笑みうつ病も同じです。

主な、微笑みうつ病になりやすい人にも特徴として
・真面目な性格
・我慢強い
・相談ができない
などの特徴がある事が多い傾向があります。

何事に対しても一直線で真面目な性格な人や無理をしながら我慢を繰り返してしまう人は、人間性そのものは素晴らしい方だとは思いますが、自分では気付かないうちに微笑みうつ病に陥り、うつ病に移行してしまう人も少なくはありません。

時には、“無理”をする事は大切ではありますが、身体や心のメーターには限界がありますので、たまには自分を甘やかしたり、他人に弱みを見せれるように心掛けてみましょう。

また、みなさんは、トラブルや悩み事があった時にどんな対応をしますか?

家族や友人に相談できる人は良いかもしれませんが、何があっても一人で抱え込んでしまい、自分一人で解決しようとする性格の人は、微笑みうつ病には要注意です。

周囲に言いづらい内容などは、なかなか他人に相談する事は難しくはありますが、問題を自分一人で解決するのには限度があります。

ですが、いくら信用ができる相手でも悩みによっては言いにく事もありますので、そんな時には心のプロが不安の解決をサポート【Unlace】などに頼ってみるのも一つの手です。

微笑みうつ病診断テスト(セルフチェック)

上記の「微笑みうつ病の原因」にも記載した通りで、すでに軽いうつ状態を発病しているケースもありますが、自覚症状がない事が多いために、自分で気付くのは容易ではありません。

ですが、改めて自分の状態を見つめ直す事で、現状を理解できる事もありますので、これを機に以下の内容から自分の症状を照らし合わせてみてください。

□他人より我慢強いと思う。

責任感は比較的に強い方だ。

漫然と不安や虚しさがある。

□感情のコントロールが難しい。

□外出前の準備が億劫に感じる。

□人と会うと心身が疲れている。

□趣味や娯楽に興味が持てなくなった。

□様々な欲求が以前よりも低下している。

□過去を振り返ったり後悔する事が多い。

□人前では笑顔で居る事を意識している。

□自分の悩みは抱え込む事が多い。

□私は微笑みうつ病だと思う。

 

いかがでしたでしょうか?

いくつ当てはまりましたか?

該当した数が少なければ、あまり気にする必要はないかもしれませんが、該当した数が多ければ多い方は、そのまま放置しているとある日突然崩壊してしまう可能性もありますので、しっかりと対策を考えなければなりません。

まとめ

微笑みうつ病は、なかなか周囲からの理解を得る事は難しく、一人で悩んでいる人も少なくはありませんが、自身でできる簡単な治し方や対処法として、一番の対策方法は休息・休養をゆっくり取る事です。

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ですが、いくら一番の対策方法だったとしても、効き目は個人差がありますので、上記の微笑みうつ病のチェックリストの項目が1〜2週間以上続いている場合は、なるべく早く専門的な精神科や心療内科、メンタルクリニックなどの医療機関を受診するようにしましょう。

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