自分の職場は大丈夫?ブラック企業と呼ばれる会社の簡単な5つの特徴

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現在、勤めている会社はどんな会社ですか?

勤める年数が短い人は、あまりよくわからない事も多々あるかもしれませんが、勤続年数が長い人ほど、ある程度はその会社の仕組みなどの構造のようなものはわかってきますよね?

単刀直入にお聞きします。

あなたの勤めている会社は“ブラック企業”ですか?

いきなり言われても甲乙付けがたい部分があったり、表面上の事しか知らなく、わからない事も多々あるかもしれませんので、今回は「自分の職場は大丈夫?ブラック企業と呼ばれる会社の簡単な5つの特徴」を紹介していきたいと思います。

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社員への対応

休日出勤のような休みを返上して働く事は、どこの会社でも当たり前のように行われている事ではありますが、日本には『労働基準法』という法律があるのです。

定められている労働基準法上では、皆さん知っての通りで、1日“8時間”という労働時間の決まりがあります。

しかし、労働時間を超えてしまう場合も少なくはない現状もあり、これを超えてしまう場合には、『労働基準監督署』に「時間外労働・休日労働に関する協定書(36協定書)」を事前に提出をしなければならないのです。

また、いくら届出を出したからといっても、これにも基準が定められており、会社の都合で好き勝手に働かせて良いわけではありません。

ですが、ブラック企業は、労働基準法よりも会社の利益や都合を優先として、社員を操り人形のように利用している会社も少なくは無いのです。

残業関連

上記の「社員への対応」にも記載しましたが、1日“8時間”という労働時間の決まりがあるのですが、仕事の内容によっては、規定を超えなければならない状況があるのも否めません。

そんな時に重要になってくるのが“残業”です。

これもクリーンな会社でも、時間は違えど、当たり前のように行われている事なのですが、実際に1ヶ月辺りの残業をさせて良い時間というのが、義務付けられているのをご存知ですか?

残業時間が
1週間に“15時間”
1ヶ月に“45時間”
を超えていたら違法になるのです。

しかし、条項の中には、特別な事情がある場合は、この時間以上に働かせても良いという内容もあり、平気で限度を超えて働かせる会社もあるのです。

ですが、定められている基準を超えてしまうと、命に関わる事にはかわりありません。

厚生労働省の目安とされている基準として、1ヶ月の残業時間が“80時間”を超えていれば、ブラック企業の可能性はかなり高いと言えます。

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ハラスメントの横行

いつの時代でも、時代に限らず起こっていたハラスメントの問題ですが、近年では、良く耳にするようになりましたよね?

ブラック企業と呼ばれる会社は、このハラスメントも頻繁に起こっている傾向も否めません。

このような会社で起こるハラスメントのうち
・パワハラ(パワーハラスメント)
・セクハラ(セクシャルハラスメント)
・モラハラ(モラルハラスメント)
などが挙げられます。

自分の立場を利用して、部下に対して圧力を掛けたり、無意味なボディタッチ、人間としてのモラルがわからない発言など、会社勤めをした事がある人は、このような言動を見たり聞いたりした事がある人も少なくはありません。

ハラスメント関連の内容は、肉体的・精神的な攻撃が蓄積されて、心身共にダメージが病に陥る原因になってしまうのです。

会社が原因となり、『うつ病』などの症状が出る人も少なくはないので、身近な人のサインをいち早く気付くためにも、以下の内容も参考にしてください。

うつ病の人にあまり好ましくない5つの言葉と接し方・対応方法

賃金関連

そもそも賃金とは、労力を提供したものが、その報酬として受け取るお金の事を差しています。

ですが、ブラック企業になると、いくら労力を提供しても、全ての給料、または一部が未払いの事や、最低賃金以下の給料しか支払われないよう事態もあるのです。

上記の「残業関連」のように、時間外労働をさせ、社員を酷使させた挙げ句に、残業代を誤魔化されたり、酷い場合は全てサービス残業として扱われてしまう会社もあるのです。

いくらその会社で働かせてもらっているからといっても、自分自身の大切な時間と労力を提供している事には代わりないので、これらのような賃金関連の内容が慣行されている会社はブラック企業の可能性大です。

また、賃金の未払いなどは、当たり前のように違法となりますので、一人で悩まずに弁護士に相談するようにしてください。

離職率の問題

ブラック企業の簡単な特徴として、この「離職率の問題」もあります。

離職率というのは、簡単に言えば、その会社を辞める人の割合です。

労力を提供しても、給料の未払いや残業代の支給もなければ、過酷な労働環境に耐える事が出来ずに、当たり前のように離職してしまう人が増加してしまうのは否めません。

一般的には、入社してから3年以内に離職した割合が“3割”を超えていれば、ブラック企業になってしまう可能性が高くなります。

しかし、辞めたくてもまったく辞めさせてくれない会社も現状にはあるので、そんなときには現代では、『退職代行サービス』のようなモノを利用するのも一つの手です。

あなたの代わりに会社と話をして、辞めるまでのプロセスを組んでくれるので、嫌な思いを最小限に抑えてくれます。

なので、辞めるか否かで悩んでいる人は、是非一度、利用してみる事をおすすめいたします。

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まとめ

ブラック企業は、まだまだ日本にも多く存在している現状は代え難い事実です。

どこの会社に勤めていても、人間の尊厳が守られていれば問題も無いかもしれませんが、その尊厳が守られてないからこそ“ブラック企業”なのです。

ブラック企業の特徴として、上記の5つ以外もたくさんある事実は拭えませんが、自分を守れるのは自分自身だけなので、肉体的・精神的な健康を壊す前に、何か対応策を考えてみてください。

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今は耐えられる事かもしれませんが、身体を壊したり、命を脅かされてからでは“遅い”という事だけは、頭の片隅に入れておいてください。

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