女性に多い?気付くと傷だらけになる皮膚むしり症診断チェック

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いきなりですが、質問です。

あなたは“ニキビ”を見付けると、つぶしますか?それともつぶしませんか?

また、「つぶさない。」と答えた人は、つぶすと痕が残るからつぶさないけれど、「つぶしたい衝動はある。」という人はどれくらいいますか?

ニキビなどを“つぶす”程度に収まっていれば問題もないかもしれませんが、それがエスカレートしてしまい『皮膚むしり症』に陥る人もいるのです。

そこで今回は「女性に多い?気付くと傷だらけになる皮膚むしり症診断チェック」を紹介していきたいと思います。

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皮膚むしり症とは?

皮膚むしり症は、読んで字の如く、自分の皮膚をむしってしまう“強迫症”の一種で、『スキンピッキング』とも呼ばれています。

皮膚をむしる行為を意識的にしてしまう人もいますが、気が付くと無意識にむしってしまう人もいるのです。

むしる場所も顔・胸・腕・足など、人それぞれ異なりますが、身体の多くの部位がその対象になり、自分の満足感が得られる箇所を納得のいくまで、むしり倒してしまいます。

痂(かさぶた)を自然に剥がれる前に、自分で剥がすのが好きな人はいませんか?

これも一種のむしり症の前兆なようなモノで、他にも毛を抜いたり、爪を噛みきってしまう行動も類似します。

しかし、どうしてそのようにむしってしまうのか?

皮膚むしり症の原因

これと言った明確な原因はありませんが、不安感や恐怖心などのあらゆる“ストレス”が掛かる事で、なりやすい傾向がある“心の病気”です。

皮膚むしり症は、男性よりも女性に多く、自分自身でむしる行為をコントロールが出来ない事があり、知らず知らずのうちに皮膚がぼろぼろになるまでむしり続けてしまう事があります。

皮膚をむしる事で、気持ちが軽減されたり、ストレスが緩和される場合も多いために、我を忘れてしまうのです。

そのため、むしられた皮膚は、酷い場合には、出血を伴ったり、傷跡が残る事も多く、むしった箇所から細菌感染を起こししまう可能性もあります。

皮膚むしり症診断チェック

無意識のうちに“むしる”行動をしてしまうのであれば、なかなか自覚する事は難しいかもしれませんので、以下の10個の項目から当てはまるモノを選んでチェックをしてみてください。

ストレスが溜まる事が多い。

□指・唇・爪などを噛む癖がある。

□特定の箇所(又は全体に)にかさぶたが絶えない。

□何か嫌な事があるとむしっている気がする。

□むしる行為を我慢するとイライラする。

□一度気になると衝動が抑えられない。

□むしっている最中はなかなかやめられない。

□物心ついた時からずっとやって(むしる行為)いる。

□行為自体をやめたくてもやめられない。

□自分は皮膚むしり症だと思う。

 

いかがでしたでしょうか?

いくつ当てはまりましたか?

当てはまった数が少なければ少ない人ほど、単なる“癖”と割りきる事ができるかもしれませんが、当てはまった数が多ければ多い人ほど、皮膚むしり症に陥っている可能性があるので注意をしてください。

治療・治し方

精神的な病なので、明確な治療方法はまだ確立されていない現状があります。

ですが、治療方法がまったく無いわけではありません。

精神療法である『認知行動療法』などを用いて、皮膚むしり症の克服を目指していくのです。

では、認知行動療法とはどんな治療方法なのか?

認知行動療法は、自分ではなかなか気付きにくい“考え方”“癖”などを認知させて、問題が生じている行動を気付かせて治す療法になります。

さらに、むしる行為をしそうになる状態や状況などの特徴を明確にして、それを避けるためにはどうする事が好ましいのか考えていく治療も行われます。

なので、自分では気付きにくい一面もありますが、上記のチェック項目で当てはまった数が多いのであれば、専門機関へ受診するようにしてみてください。

まとめ

一般的に『皮膚むしり症』の認知度はまだまだ低いかもしれません。

簡単な理由として、今まではこれらのよう症状は“癖”として割りきられていたからです。

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ですが、皮膚むしり症もれっきとした心の病気なので、放置するのではなく、しっかりと治療するようにしてください。

他にも、以下の内容も参考にしてくたさい。

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