1日のうち、スマートフォンを利用している時間はどれくらいあると思いますか?
社会人と学生では、時間も異なりますが、平均すると“3時間前後”の時間をスマートフォンに利用しているのです。
あくまでも平均なので、『あまり使わない人』も『かなり使う人』もいますが、3時間前後と聞いて“多い”と思いましたか?それとも“少ない”と思いましたか?
少ないと感じた人は、もしかすると・・・。
スマートフォンに依存しているかもしれません。
そこで今回は「小中高生だけでない?スマホ依存症かもしれない症状と診断・対策方法」を紹介していきたいと思います。
スマホ依存症の症状
『スマホ依存症』と言っても、まだ明確に定義されている要因は現状ありません。
ですが、明確な定義はなくても、症状の共通性や特徴があります。
また、依存度合いは、小中高生の多くが、スマートフォンに支配されている事もありますので注意が必要です。
情緒不安定
スマホが自分の「目の届く場所」や「手が届く場所」に“無かった”場合、どうなりますか?
少なからず、不安になったり、イライラしてくる人もいるのではないでしょうか?
もしかすると、その感情そのものがスマホ依存を一歩を示している可能性もあるのです。
外でスマホが見当たらない場合は、他人のデータが入っている事から、不安になる気持ちはわかりますが、家で無い時に、著しく感情の変化がある場合は注意が必要かもしれません。
強迫観念
LINEやアプリなどの通知が来たときに「すぐに返信しなければならい。」と感じる人も少なくはありませんよね?
もしかすると、そう感じる事が既に『強迫観念』に陥っている可能性があります。
「少し大げさ。」と感じる人はいるかもしれませんが、そう感じる人は、1日スマホを触らない事は出来ますか?
スマホからの着信音が鳴っても、気になりませんか?
それがスマホ依存からの強迫観念の特徴なのです。
体調不良
スマホに依存する事は、“肉体的”・“精神的”にも影響を及ぼす可能性もあります。
肉体的には、強い光を発する画面を長時間同じ姿勢で見続ける事で、肩こりや眼精疲労などの症状が起こる事があるのです。
また、長時間同じ姿勢で見続けていると、首や背中、腰への負担が掛かり、スマホ首と呼ばれる現代病に陥る事があります。
精神的にも、睡眠障害などの私生活に影響を及ぼす身体の不調が起こり、自覚症状がない人もいます。
強い光などは神経系に影響を及ぼす可能性もあるので合せて以下の内容も参考にしてください。
・あなたは大丈夫?簡単に出来る自律神経失調症診断と原因・対策方法
集中力の低下
スマートフォンを使い過ぎると、著しく集中力が低下すると言われています。
これはスマートフォンだけに限る事柄ではありませんが、他の事柄を行いながら、他の何かをすれば、誰しもが集中力は鈍ります。
特に、スマートフォンは“光”・“音”といった、人間の脳を刺激する事から、他の事が頭に入らず、注意が散漫してしまので、集中力が低下してしまうのは否めません。
人間関係の繋がり
現代では、SNSの急速の発展により、SNSを利用している人はたくさんいます。
利用する事に問題があるわけではありませんが、ネットの中は所詮ネットの中です。
“現実では無い”という事になります。
ネットでの人間関係を交えていると、一見、コミュニケーション能力は下がらない気がしますが、実際にはコミュニケーション能力は低下してしまうのです。
人間は相手の「目を見て」・「言葉の強弱を聞き」・「表情を見る」事によって、人間関係を築いているのです。
ネットでコミュニケーションは、相手が見えない事から危険な内容もあるので注意が必要です。また、人間関係に関する内容は以下を参考にしてください。
・人見知りの特徴チェックと克服できる可能性が上がる5つのポイント
・自分の責任?人間関係にヒビを入れてしまう可能性がある5つの行動
・子供時代とは違う?大人の人間関係が疲れずにうまくいく7つの方法
スマホ依存症診断
『依存症』という言葉を聞くと
「自分は違う・・・。」
と感じる人も少なくはありません。
しかし、実際に依存しているか否かは、自分自身では分からない事も多々あります。
なので、以下の項目から、当てはまる項目をチェックしてみてください。
□お風呂にスマホは必需品。
□暇な時間はスマホでうめる。
□スマホが無いと極度に焦る。
□朝はスマホのチェックからスタート。
□眠りにつくまでスマホを操作している。
□街中でスマホの音が鳴ると自分のスマホを確認してしまう。
□人と話をしていてもスマホが気になる。
□コンセントがあれば必ず充電をする。
□外食などの内容よりも、その店のWi-Fi状況が気になる。
□スマホが触れない時間が長ければ長いほど、イライラする。
□スマホを1日中触らない事など考えられない。
□スマホがあれば何でも出来る。
□アプリやネットサーフィンをしていると、時間を忘れてしまう。
いかがでしたでしょうか?
いくつ当てはまりましたか?
当てはまった数が少ない人ほど、スマホへの依存度は少ないかもしれませんが、当てはまった数が多ければ多いほど、スマホに依存している可能性があるので注意してください。
スマホだけには限らず、SNSに依存している人も少なくはないので、合せてこちらの診断もどうぞ。
・本当に楽しい?SNSに依存しやすい人の5つの特徴と診断チェック
対策方法
対策方法と言っても、一番簡単な方法は、当たり前ではありますが“スマホを触らない事”です。
ですが、頭では理解していても、実際は手放す事が出来ず、やめられない現実がスマホ依存症なのです。
では、どうする事が好ましいのか?
自分で簡単に出来る対策方法は、徐々にスマホを使用しない時間を作る事が依存症を脱出する要因になってきます。
スマホ依存症の対策方法は色々ありますが、自分が今すぐに出来る対策もありますよね?
例えば
・ながらスマホ(食事中など)をやめる
・寝るギリギリまでスマホを操作しない。
・LINEやSNSの通知をオフにする。
などのように、スマホを使用する時と使用しない時での“メリハリ”をつける事が、最も大切になってくるので、スマホ依存症を軽減さるためにも、ルールを作ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
スマートフォンが世の中に急速に普及した事により、スマホ依存性やスマホ老眼などに陥る人も増えている現状があります。
ですが、スマートフォンの普及するからといっても、依存しているのは“自分自身”です。
ましてや、これからは学業の中にも、よりインターネットを利用した内容の授業が増えてくる事により、小学生からインターネットを使えるようになるので、ますます普及は止まらなくなります。
アプリやYouTubeなどの、子供が好む要素に対して、なるべく悪い影響を及ばさないようにするのも大人の力です。
近年では、SNSを利用して、悪事を働く人もいるので、しっかりと対応策を考えていかなければなりません。
他にも、スマートフォンに関する内容は、以下の事柄も参考にしてみてください。